felicitauk’s diary

ふとしたことで宝塚にハマってしまったファン歴研4.あのキラキラ夢の世界で浮世の憂さを晴らしています。美弥様Love月組生は皆愛おしい。

4Stars-One World of Broadway Musicals- vol.1

会社のことでかなり情緒不安定になっておりますfelicitaです[#IMAGE|S8#]
もうこの白黒はっきりしてない中途半端感に吐きそうです。

さて、6月ももう終わっていよいよ下半期の始まりどすえ。どないしはる?(壊)

先週、4Stars concertに行ってきましたよ~。
私が行った回は4/18(マチネ)、19(マチネ)、20(ソワレ)、22日(ソワレ)の計4回
19、20がわりと前というか真ん中あたりの列でラミン、シエラ、レア、しろた君の表情も
よく見えました。


演目リスト
ACT1:

All That Jazz (Chicago)

Oh, What a beautiful Mornin'(Okrahoma!)

Getting to know you (The King and I)

Love, Look away (Flower Drum Song)

Some Enchanted Evening (South Pacific)

You'll Never walk alone (Carousel)

Guys and Dolls (Guys and Dolls)

Part of your world (The Little Mermaid)

Reflection (Mulan)

A Whole New World (Aladdin)

Another Hundred People (Company)

Being Alive (Company)

Johanna (Sweeney Todd)

No one is alone (Into the woods)

You are Music (Phantom)

'Til I hear you sing (Love Never Dies)

The Phantom of the Opera (The Phantom of the Opera)

All I ask of you (The Phantom of the Opera)

The Music of the Night (The Phantom of the Opera)
______________________________________________
ACT2:
Overture (Les Miserables)

On my own (Les Miserables)

Bring him home (Les Miserables)

I dreamed a dream (Les Miserables)

Isabel (Il Divo's 2nd album)

Reminder (Mumford & Son's 2nd album)

IKAW (Soundtrack from IKAW)

Quando Me'n Vo (La Boheme)

Der Letzte Tanz (Elizabeth)

Why, God, Why (Miss Saigon)

Last Night of the World (Miss Saigon)

I'd give my life for you (Miss Saigon)

Bless the Lord (Godspell)

Live out Loud (A little Princess)

Opening: The New World (Songs for a New World )

Still Hurting (The Last Five Years)

Moving too fast (The Last Five Years)

Somewhere (West Side Story)
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まず、指揮者のFred Lassen氏がピアノのところに着席。
(始める前に精神統一されているのか、手を合わせてしばらくじっとしてます)
そしてトランペットが妖しく鳴ります。ぷぁ~ぷぉ~♪と。ミラーボールも降りてくる。
そこに、黒いキラキラトップスと黒いパンツをはいたLea Salonga様が
「Come on, babe, Why dont we paint the town? And all that jazz~」
とセクシーにご登場。
もうトリハダものです!!恥ずかしながら、レア様がオリジナルミスサイゴンのキム役とか
レミゼのエポニーヌ、ファンテーヌと素晴らしいキャリアをお持ちなのは頭でわかっていたけど、
私の目当てはシエラミンでPOTOにしか興味がなかったので、
生でレア様の艶やかで伸びのあるお声に度肝を抜かれました。

そのあとSierraが白ノースリトップスと黒巻きスカートみたいなのでご登場
「Slick your hair, And wear your buckle shoes, And all that jazz~」と
こちらもセクシーに。シエラのスカートおみ足が踊る時に結構きわどい感じで
観ててハラハラした。。

そしてRaminとしろた君が一緒に「Oh, you're gonna see you, Sheba shimmy shake
And all that jazz~」とご登場

きゃー、ラミンだぁぁぁともう足をジタバタさせたい衝動に駆られました。
いや~この御三方の声の素晴らしいこと!!魂鷲づかみにされます。

そしてしろた君が「生まれも育ちも違う我々4人は今日同じステージに立っています」とかなんとか。

そのあとラミンが「Lea Salonga、フィリピンマニラ出身」
シエラが「Ramin karimloo、イラン生まれカナダ育ち、ロンドン在住」
レア「Yu Shirota, スペイン人の母と日本人の父をもつ東京在住」
しろた君「Sierra Boggess, アメリコロラドデンバー生まれ」と。

ステージには電光掲示板のようなものがあり、そこに日本語訳が。
で、このMCのようなトークは4回行ったけどすべて同じでした。

英語で話されてもわからないお客もいるだろうし、というのはあれど
せっかくなのでアドリブとかあればいいのに。って思わずには。。
もし彼らが話したとしてもしろた君、コミュニケートしてるんだから
「今、ラミンさんはこんなこと言ってますよ~」とかあってもよかったんじゃ
ないかなぁって。

唯一、しろた君が「生まれも育ちも~」のところで噛んだとき、笑いがおきて
ラミンが「Can I?」って言って進めようとしたのにはウケました。
上のマニュアル化されたものを言わなきゃ、言わなきゃとプレッシャーだったのでしょうか。
なんてカワイイの。。。

そしてしろた君のWhat a beautiful mornin'

いやー驚きました。とてもお上手ですし、頑張っておられました。
(あ、しろた君について個人的に興味がなかったのでほぼスルーです)


Getting to Know youはシエラが。
最初の歌いだしは英語ですが、そのあと、なんと日本語で歌ってくれました!
いや、外国人が日本語で歌うってやっぱりイントネーションに気をとられて
どうしても普段の声量がでなかったり、ってことが普通なのに、シエラ
カンッペキな日本語でそれはそれは美しいソプラノボイスでした。[#IMAGE|S16#]

「しりたいの~わかりあいたい~の、すきになって、すきになられて~
教え方もとても上手だか~ら、私達は~なかよし~
分かり合えばとても楽な気持ち~、お話も好きにできるの~、
分かりま~すか、私の楽しさ~、その訳は素敵なことを学んでいるからよ~」

きゃわいいいいいい[#IMAGE|S16#]
ディズニーの妖精がここに。。。。[#IMAGE|S32#]

Love, Look Awayはレア様。
いやもうこちらもトリハダというか、なんていうんでしょうね。
CD聴いてる感じです。抜群の安定感。
声ののびやかさ。迫力も当然ありますが、本当にぜひレア様には単独でコンサートを日本で
やって頂きたいです。しみじみ聴かせる声というか。ACT2のレミゼ、ミスサイゴン
涙でそうなほど。魂をゆさぶる感じといえばいいんでしょうかね。。

Some Enchanted Eveningはラミン!!
白いタキシードでとてもクラシック。
このSouth Pacificのイメージによく似合ってる。
シナトラ世代的な大物歌手っぽい感じ・・・?といえば?

いやもうこの歌とっても素敵です!
もう彼の尋常じゃない声の伸び、甘くて艶やかな声を堪能できます。
最後の「Never let her gooooooooooooooooo!!」でノックダウン
POTOの「Beeeeeeeeeeeeeeeee!!!!!」と同じです。あの脳天突き破る感じの。
ここで死亡フラグ立ちましたよ[#IMAGE|S32#]

You'll Never walk alone
歌いだしはシエラ単独でその後3人も一緒に。
本当に無知な私なので、この曲が英国フットボールチーム、
リヴァプールのアンセムと言う事を知らず、、
英語の先生(リヴァプール出身のリヴァプールファン)に
熱く語られ、「へ、へぇ・・」ってくらいだったのに
この回転木馬というミュージカルのストーリーと歌詞を読んで
いい曲だなぁって。。東日本大震災のときも、リヴァプールのファンが
試合前に日本のためにと歌ってくれたそうです。。

じーん。。。としたところでアップテンポなGuys and Dolls
ラミンとしろた君

ラミンは白いスーツ、しろた君黒いスーツ
お互いの帽子を間違って被っているという設定らしく、
帽子を交換するということをしたり、歌の合間に
「シロタさーん」「ラミンさーん」という掛け合い
これ、私はブラマヨ(?)の「オカムラさーん!」に似てると
思ったんだけど、違うの??

最後は背中を合わせて床にストンっと落ちるんだけど、
ラミン「insanity」というビリーズブートキャンプを10倍キツくした
レーニングにハマっていて(彼は「脳筋」、妻も)
激しく筋肉痛だったらしく、立ちあがった後、足をブラブラさせたり、
さすったりということしてました。あるときはしろた君に「ラミンさん、イタイ?」って
聞かれて「うん」みたいなwかわいいぞ。。

残り2回のときは床ストンはなくなってたので
かなり筋肉痛だったのでしょうねぇ。加減しろよ・・・ラミン。。。

この後ラミンが「ここには2人のディズニープリンセスがいます。
シエラはブロードウェイでリトルマーメイドのアリエルを」
しろた君が「そしてレアさんはご存じ、アラジンのジャスミンとムーランを」みたいな
ことを言って、ラミンが「シロタサーン、あそこにマーメイドがいますよ(電光掲示版訳」と
2人はシエラアリエルに恭しくお辞儀をして退場~

舞台セットの2階のようなところに座って、白いドレスを着ている、
まるで本当のマーメイドのように見えるシエラが。

今回謎だった細長い中途半端な電光掲示版がもうひとつあって、
そこに泡がぶくぶくと写ります。マーメイドだからね。。若干の安っぽさ感が
ぬぐえぬ。。

Part of your world
オリジナルキャストよ!!!!
リアルアリエルが・・・・。一瞬にしてここは海。
また、かっわいいのだ[#IMAGE|S16#]

「Look at this stuff、Isn't it neat?
Wouldn't you think my collection's complete?
Wouldn't you think I'm the girl. The girl who has ev'rything?
Look at this trove,Treasures untold
How many wonders can one cavern hold?
Lookin' around here you'd think
(Sure) she's got everything」

こんなに可愛い人、見たことない。
POTOのクリスティーヌとは違う、地上の世界にあこがれる人魚の女の子。
まさにディズニーワールド。。。
鳥肌ぞわぞわ。。。。のびやかなこ声。。。

次はMulanのReflection

電光掲示板に剣の絵が・・・かなりやすっぽいっつうか
ゲーセンですか?という。いらないよ。。。

ロイヤルブルーのドレスをお召しになってレア様ご登場
ムーラン観てないけど、とっても素敵な歌。
これもまたCDそのままですか?!ってくらいブレてない。
声が本当に心を掴む。。

A Whole New World
しろたくんが歌いだします。そこにレア様と。
オリジナルのジャスミンが目の前で歌っている。。。
この歌知らない人いないでしょう?あの声の人なんだ・・・て
思うとすごい。。。。

途中からラミン・シエラもご登場
腕を組んで。お互いの顔を見つめあって歌っています。
もうここ見たら泣きそう!クリスとファントムが幸せに歌ってると
思うと泣けるでしょ(違

Another Hundred Peopleはレア様
Companyって知らないのだけど、この曲かなり早口言葉?ってくらい
早いパートがあってそれもなんのその。
レア様軽々と歌いあげます。

Being Alive
ラミンソロ。本当にこの人は。。。何を歌っても
鷲づかみにするし、脳天突き抜けるし。歌のレッスンを受けたことがないのに
これだけの歌いっぷりって本当に奇跡だと思う。。神様が人類に与えてくださった宝ですぜ。。

Johannaはしろたくん。

No one is aloneはシエラからそしてレア様、ラミン、しろたくんと。

そしてそして怨念レベルで待ち焦がれたオペラ座の怪人コーナーァァァァァ

が!なんと。。

聴いたことのない曲が。。。You are Music
しろたくんがシエラにむかって「どれみぁそーふぁれーふぁみーnow you」と。
は?!な、なにこれ。。。。ALW版ではない「Phantom」というのがあるそうで。
それの曲だそうです。。ちょっとずっこけました。本当に。
そのずっこけぶりはですね、シエラミンが25thDVDのプロモで来日した時の
イベで途中から「うたえ!えんじぇるおぶみゅーじっく」と言われた衝撃と同じくらいです。

気を取り直して。。。
Til I hear you sing

ぎゃぁぁぁぁぁ!!!!Love Never Diesの。
もう本当に聴きたくて聴きたくて恋い焦がれた、この曲!!

「The day stars, the day ends・・・・」
うひょおおおおおおおおおお

当然ですね、フルバージョンで歌ってくださると思ってましたらば。
超絶技巧か?ってくらいのあのTil I hear you sing once moooooooore!!!!!
はなく、途中で終わりでした。。。。[#IMAGE|S57#]

ちょっと衝撃でポカンとしちゃったんですけども。。

これは。。。フルで聞きたかった。。。[#IMAGE|S7#][#IMAGE|S7#]
Til I hear you sing
ニコ動のほうが画質綺麗なんだけど、、ログインしないと見れないので、つべ貼ります。

あ、こっちのほうがいいかなぁ。


どうやらこの曲、かなり喉に負担がかかるらしく(でしょうね。。。)
そういうアレンジになったそうです(泣)

おあずけ食らった犬の気持ちです。はい。。

そしてついに、The Phantom of the Opera!!
25thクリスが歌っている・・・・・
The Phantom of the opera is there inside my mind....
Sing once again with me~

わぁぁぁぁもう死んでもいい。後悔ない!!!!と思ったのも
つかの間、アレ・・・?なんだかペースがとっても速い・・・・?え?え?
と思っているうちに、あの「Sing! my angel of music!!sing!!!」のSっ気感満載の
あのシーンに行く前にこれも終了・・・
こちらもシエラのあの超絶アリアが喉に負担がかかるからでしょうかね[#IMAGE|S7#]

とにかくペースが早すぎる!というのが最初の感想。
なんだか焦ってるみたい。

All I ask of you

これね、、、、ラミンが歌うと信じて疑わなかったんです。。。
でも、でもなんとしろた君とシエラでした[#IMAGE|S57#][#IMAGE|S57#]
Oh, dear......[#IMAGE|S7#]
しろたくん、もちろんお上手ですよ?でもなんでここに彼をあてる?
25thファントムとして生ける伝説のラミンがいるのに?
しかもラウル役もやったラミンなのに??ああああ聴きたかった。。。
聴きたかったのに!!!!ラミンのAll I ask of youを!!!

しろた君は指揮のペースにちゃんと合わせようと必死(?という言い方でいいかどうか)で
シエラとの掛け合いが合ってないなーと思うところがありました。

さすがにシエラミン、レアは場数も違うので、指揮のペースよりも
自分のペースで歌っても違和感ないようにしてる技量はやっぱり世界トップクラスの
歌手なんだなと。

だからこそラミンのラウルを。。。ラミンのあの声で聴きたかった。。。。

The Music of the Night
きましたぁぁぁ。
これ、元々はクリス(まちがい、シエラ)は舞台から引く予定だったそうですが
シエラが残って演技(ファントムの声に惑わされてゆらゆらファントムの腕のなかで
トランス状態になるとこ)を続けたいと。

ありがとうシエラ!!!ありがとう。。。。もう本当にありがとう。。。
あのシーンをこの目で生で見ることができて。。。。もう本当に本当に感無量です。
ラミンの息遣い?あのセクシーな指遣い、センシュアルなあの声・・・・
こっちがトランス状態になりました。。。DVDそのままのあの声が。。。
今、目の前で甦っている・・・・・。

やっぱりシエラとラミンのケミストリー尋常じゃないレベル。
この二人だからこそ出せるPOTOの空気。
まるであの話が現実のような、お互いの才能を倍増させる何か。

この二人のPOTO、観ることができて泣きだしそうになりましたよ。
RAHではどれほどすごかったのか、と。
LNDも。。。

これでACT1終了・・・・・
周りのお客さんもMOTNには万雷の拍手とともに、
「いや~~・・・すごいね」と。
本当にすごいよ。もう人類の宝だよ。。。。この二人とレア様。。。うう。。
もう一度、もう一度POTOやってほしい。。。

魂すっかり抜かれました。。。。[#IMAGE|S32#]