felicitauk’s diary

ふとしたことで宝塚にハマってしまったファン歴研4.あのキラキラ夢の世界で浮世の憂さを晴らしています。美弥様Love月組生は皆愛おしい。

マノン・レスコー

どうも日に日に宝塚沼にハマりつつあるfelicitaです…[#IMAGE|S15#]
ホントあの世界ね、魔界!!近づくな危険!!ですよ。。。底なし沼じゃないのよ。
とりあえず月刊誌2誌を読むのが楽しみで仕方ありません。

ワタクシは観劇感想を述べるのが苦手なのでブログに書くことはないと
思われます。が、今東京宝塚劇場で公演中の「舞音」は
アベ・プレヴォーの名作「マノン・レスコー」から作成されておりましてね。
原作はフランスが舞台ですが、宝塚はフランス領インドシナ時代のベトナムでして。
まぁ、このお写真が!素敵なの。白い海軍の制服ですよ。



昨年初めて宝塚観劇につれていってもらった時にこのポスターが貼ってあって、
何がなんでもこれは見たい!!と思ったほど素敵だったの…(遠い目)あとベトナムが舞台って言うのも。
思えばあれが暴走のキッカケだったのね…。




月組のトップスター 龍真咲さん
す、素敵…[#IMAGE|S12#]
今年の秋に退団されるそうで…[#IMAGE|S7#]

ここで私は言いたい。原作の貴族の生まれ、非常に賢く、また見目麗しき騎士グリュウ
(マノンという美しい娼婦に出会ってしまったがため、人生を棒に振るも振り、身の破滅にいたるけれども、マノンを愛しているからもうそれだけでいいという)
とその親友チベルジュ(神学校の学生)

チベルジュ、グリュウへの無償の愛っぷりがグリュウのマノンへの愛と引けを取らないほどなので、宝塚は「舞音ーチベルジュ編」とかってグリュウ(宝塚ではシャルル)&チベルジュ(宝塚はクリスだったか)
のものを作ったら絶対流行ると思いますよ…[#IMAGE|S15#]

マノン・レスコーは原作の大体のあらすじは何となく知っていたのだけれど、
観劇前にちゃんと読んでおこうと読んだのです。

ワタクシ、椿姫は大好きな小説のひとつですのよ。
なので、マノン・レスコーもきっと感動するに違いないわ、と
まるであのおさげ髪でただひたすらひとりでいつも休み時間に本を
読んでいた(友達ほとんどいなかったから)あの瑞々しい感性を持っていた
高校生の頃のように胸をときめかせながら一気に読みましてよ。

んが、歳月は人を変える。。

ワタクシには理解できなくてよ…。グリュウのマノンへの愛が…。
何故かしら、マノンが魅力的には思えないのよ。
もうこれが結構な衝撃でね…。ああ、私はなんと感性が鈍ってしまったのだろう!と。

訳者あとがきにも「世界中の子女の紅涙をしぼっていることだろう」と。
貴女!ワタクシ、紅涙なんて高校生の時以来だわ!目にしたの。もう…びっくりよ。
そんな素敵な言葉があったわね!と。

大人になったから感動しなくなったのかとは思えなくて。
感性の鈍り、だと思うのよね。。

あーでもどうだろう…。高校生の頃から斜に構えてたからなぁ。

あの頃おさげ髪でひとり本を読んでいたワタクシは
先生方から南アルプスの天然水CMに出てそう、と言われたほど
ピュアだったのにーーーー!!(多分あの頃あのCMは遠山さんよね?)

今のワタクシ?[#IMAGE|S15#]
見る影もございません![#IMAGE|S17#] 物欲の塊!
強欲なアラフォー!あ、そうかそれを人は「オバサン」というのだね。