星組ANOTHER WORLD
今更星組ANOTHER WORLD
最初のポスター観たときは度肝を抜かれたけれど。
こっ、これは…(ヤバイ予感しかしない…と)
星組は前回の「ベルリン我が愛」がイマイチ私にはヒットしなかったので
なんかなーと。
しかもあの世は皆殺しの谷と異名をとる谷先生の脚本
谷先生といえば最近ならキャプテンネモ?
一部では笑ってはいけないネモという名前まで…
結局あれはチケットをとったものの、日本青年館の評判の悪い2階席で
友達に譲り、観ていない。。。
あの世は上方落語と。。落語。。。素養がないからわからんなーー
どうだろう。。と一抹の不安を覚えつつ、
大劇場では大評判。やはりあちらは上方のお笑いセンスがあるからかなぁと
思いながらも東京公演が始まり、お江戸でも大評判
なんでも紅さんの代表作では?とか、紅さんだから出来るんだわ、という。。
ほう…。。
紅さんのイメージといえばアドリブ。
「こうもり」でのアドリブもすごかったもんね…と
ちょっと期待値上がる。
幕開きはチョンパで華やか~おおっこれは極楽浄土?楽しそう!
普段はキメキメのヅカファンを落とす七海ひろきのお兄様が
あんなにかわいいのギルティ…(萌
「お前はその存在が罪や…」ほんまやでーーーーーー
きゃわーーーー。
紅さんはコメディエンヌなのね。知ってたけど。
ベルリンの時よりめちゃくちゃ生き生きしているように見えた(死んでる役だけど)
あとせおっちwwせおww
ぶち生かす~~~面白い。。
星組ではやっぱり七海ひろきのお兄様と天寿光希様が推しですけど
(今公演で退団された十碧れいやさんも)
なんなんーーー天寿様ーーーーーーー
きゃわーーーー三途の河の船頭役で紅さん演じる両替商の康次郎に
手のひらにあごポンポンのせてセリフしゃべってるところめっかわ・・・・
あと礼真琴氏演じる江戸の若旦那、きっぷのいい若旦那で粋な江戸っ子代表だった。
ええ声やで。。
テンポよくポンポン進んで冥途かふぇがあったり、冥途歌劇団あったり
(まさかの「ベルサイユの蓮」!近日公演予定ってやっぱり来年45周年記念で
ヅカでもやるのかしら…)
お笑い全開だった。。
でもあんな冥途ならいいなって思っちゃうような楽しい世界(あの世)
死ぬのも怖くないかなぁなんて。
(死ねばいい!!by珠城トート)
最後のほうちょっとほろっとしちゃった。
私はこれ1回しか観られなかったので観終わってからツイッターで
知ったのだが、あの三途の河に飛び込んで現世に戻ってきたのは
康次郎とおいとはんだけだったの?!(あと閻魔様と赤鬼と青鬼)
てっきり皆、現世に戻ってきたとばかり。。。
おいとはん、あんなに可愛らしいのに、蛇嫌いのネタとか、
あの世で鬼にいじめられたからって、現世でいじめたろ(きゃぴ)って
女子の裏を見せたね。かわいい正義だ。。
あと音波みのりさんの楊貴妃?すんごい美人!!!
う、うつくしい…。。。
しかしながら個人的には美人座のおかみの声がちょっと苦手なんだよなぁ。。
歌もうまいし、声もよく通るんだけど、なんかこうキンキンとした声で
あ~うるさい!って思ってしまう。。こうもりの時のロザリンデでも
キーンとした声でわめいているようにしか聞こえなかったんだよなぁ。。
なんかこう星組はギャーギャー喚いているというイメージ…(汗
谷先生はこれが最後の宝塚作品になるとか。
期待値低くして申し訳なかったです。。。。
最後だからいろいろやりたいことぶち込んだ感もありつつ、
生徒さんへの愛に溢れていて、宝塚っていい世界だなぁって。
バタバタコメディだったけど、イヤー確かにあれは、紅さんしかできない。
みっちゃんがやったらまた全然違うだろうし。(ちょっと見てみたい気もするが)
宝塚作品をみられるのもあとわずか…。。悲しい。。